五辻 治仲(いつつじ はるなか、1867年12月8日(慶応3年11月13日)- 1932年(昭和7年)10月16日)は、明治から昭和期の政治家、実業家、華族。貴族院子爵議員。
経歴
山城国京都で大膳大夫・五辻安仲の長男として生まれる。父の死去に伴い、1906年(明治39年)3月22日、子爵を襲爵した。
1894年(明治27年)7月、学習院大学科を卒業。1911年(明治44年)臨時治水調査会委員に就任。その他、大国銀行取締役、高野山電気鉄道監査役などを務めた。
1911年7月10日、貴族院子爵議員に選出され、研究会に所属して活動し、死去するまで4期在任した。
栄典
- 1896年(明治29年)6月20日 - 正五位
- 1921年(大正10年)4月20日 - 従三位
- 1930年(昭和5年)5月1日 - 正三位
親族
- 妻 五辻トラ(石羽秀定女、岡本重威養女)
- 長男 五辻隆仲
- 孫 五辻規仲(隆仲長男、子爵)・金光公仲(隆仲二男、金光家邦養子)
脚注
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第9版』、1931年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年。
- 杉謙二編『華族畫報 下』吉川弘文館、2011年(華族画報社大正2年刊の複製)。


![]()

