恋はワイルド・シング」(原題: Wild Thing)は、英国のグループ、トロッグスが1966年にカバーし全米チャート1位を記録した楽曲。

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では261位にランクされている。

概要

ニューヨークのナイトクラブのハウスバンド、ザ・ワイルド・ワンズ(日本の同名バンドとは別)が1965年11月に発表したバージョンがオリジナルである。作詞作曲はシンガーソングライターのチップ・テイラー。トロッグスのバージョンは、1966年7月30日から8月6日にかけてビルボード・Hot 100で2週連続1位を記録した。英国のチャートでは2位を記録した。

オリジナルのバージョンでは間奏で口笛が流れる。トロッグスのバージョンでは、ミュージック・ディレクターのコリン・フレッチャーがそれをオカリナで再現している。

その他のバージョン

  • ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
1967年6月の「モントレー・ポップ・フェスティバル」において、この曲の演奏中に「ギター燃やし」のパフォーマンスを行ったことで知られる。
  • ザ・ランナウェイズ
レコードデビュー以前からレパートリーとしており、ドラマーのサンディ・ウェストがボーカルを務めている。ライブ盤『Live in Japan』(1977年)に収録。
  • ジェフ・ベック
ベック・バージョンの邦題は『ワイルド・シング』。
  • サム・キニスン (Sam Kinison) (アメリカのコメディアン)
  • X(ロサンゼルスのバンド)
映画『メジャーリーグ』で使用されたほか、プロレスラー大仁田厚の入場テーマ曲としても取り上げられた。
  • エース・フレーリー(元キッスのギタリスト)
1stカバーアルバム『Origins Vol. 1』(2016年4月15日)7曲目に収録。元ザ・ランナウェイズのリタ・フォードがフィーチャーされている。

脚注


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