競走馬におけるモルトベーネとは、
- 日本の、1988年生まれのアングロアラブ競走馬。父ハツシバオー、母父ゴールデンフユーチヤフアイア。地方で28戦3勝。
- 日本の、2012年生まれの競走馬。本項にて記述。
モルトベーネ(欧字名:Molto Bene、2012年3月24日 - )は日本の競走馬。主な勝ち鞍は2017年のアンタレスステークス。
馬名の意味は、イタリア語で「とても良い」。
経歴
デビュー前 - 4歳(2016年)
2013年年の北海道セレクションセールにて、三宅正義に税込み1575万円で落札された。
2014年月5日、中京競馬場5レースの2歳新馬戦(芝1400m)でデビューし11着。2戦目からはダートに転向し、通算5戦目となった11月29日の京都競馬場・2歳未勝利戦(ダート1800m)で初勝利を収めた。その後は条件クラスで出走を重ねた。
4歳2月、1600万下条件の門司ステークスを勝利しオープン入り。6月に一旦降級したが、直後に1600万下条件の花のみちステークスを勝利し、すぐに再昇級した。11月に初の重賞挑戦で出走したみやこステークスはアポロケンタッキーの6着。
5歳(2017年)
5歳シーズンは1月の東海ステークスより始動。単勝96.3倍の12番人気と伏兵扱いだったが、好位追走から直線最内をついて先頭に立ち、最後は外を伸びてきたグレンツェントに交わされたものの、半馬身差の2着に好走した。次走のアルデバランステークスでオープン昇格後初勝利。3月30日の名古屋大賞典は重賞では初めて単勝1番人気に支持されたが、逃げるケイティブレイブを捉えきれず、ピオネロとカツゲキキトキトにも交わされ4着に敗北。4月15日のアンタレスステークスは道中4・5番手の好位に控え、直線内で脚を伸ばして2着ロンドンタウンに2馬身差をつける完勝で重賞初優勝を飾った。初のGI挑戦で出走した年末のチャンピオンズカップは直線で失速し13着惨敗に終わった。
6歳 - 9歳(2018年 - 2021年)
6歳シーズンは初戦の東海ステークスこそ3着に入ったものの、その後のレースは着外が続いた。7歳シーズン初戦の東海ステークスで13着に敗れた後、5月23日付でJRAより転出、地方競馬に移籍した。
地方時代は門別と高知で走り、通算36戦11勝の成績を残した。2021年10月15日付で地方競馬からも抹消を登録され、引退した。
引退後
引退後は功労馬として高知県土佐清水市のあしずりダディー牧場で余生を送っている。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.com、地方競馬全国協会に基づく。
血統表
- 主な近親にリアライズノユメ(兵庫ジュニアグランプリほか)。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ
- 引退名馬、競走馬のふるさと案内所


