第3代準男爵サー・チャールズ・レオポルド・カスト(英: Sir Charles Leopold Cust, 3rd Baronet,、1864年2月27日 - 1931年)は、イギリスの海軍軍人、廷臣。国王ジョージ5世の友人であり、1892年から死去するまで侍従武官を務めた。

軍人としての最終階級は、海軍大佐。

生涯

サー・レオポルド・カストとその妻シャーロット(チャールズ・ブリッジマン海軍中将の娘)の息子として生まれた。

1878年に父より準男爵位を継承した。翌年、イギリス海軍に入隊した。海軍でジョージ王子(女王ヴィクトリアの孫)と知り合った。海軍兵学校時代のジョージ王子とは気の置けない関係で、王子の日記には「あのチャールズ・カストの奴め」と書かれている。

1887年に中尉に昇進、1892年のエジプト出兵に従軍した。のち、装甲フリゲート艦マイノーター、砲塔艦サンダラー乗組となる。

1892年にヨーク公爵ジョージ王子の侍従武官に就任し、死去するまでの39年にわたり務めた。王子が国王ジョージ5世として即位したのちも親しい間柄で、カストは晩年も国王にむかって「こんな馬鹿げたことは生まれて聞いたことがない」と直言するほどの仲であったという。

1931年に死去した。

脚注

注釈


出典


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